京都のお寺滞在

京都の個展ではご厚意に甘えて、2日ほど
竹田の光照寺の池上様のお宅にお邪魔させていただきました。

実はこちらは3年ほど前に宇陀の報恩寺さんではならぁと関連で滞在製作させていただときに
このぽっちゃりぽとけの仏様の絵をお渡ししたご縁が繋がったのです。

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初日搬入の肉体疲労と睡眠不足でぐったり熱中症気味だった私を、美味しい京都料理のお店にご家族と共にお連れいただきました。

そう、「蓼食う虫も好き好き」という諺がございますが、その「蓼」をたべたのが初めてでした!
鮎の塩焼きにつける酢に蓼が入っており、とても爽やかな風味で、私は「好きずき」の好きな方なのだなあと思いながら舌鼓を打ちました。
京都料理はお出汁の味がなんとも言えず美味しかったり、ちょっとした薬味が上品な香りがしたりととても幸せな気持ちになります。

その日はゆっくり休ませていただき、翌日展示から帰ってから、息子さん達と来客のイタリア人の方の古武術の練習を拝見させていただきました。
息子さん達(小学生から社会人のお兄さんまで)みんな空手と古武術やってらして、皆素晴らしいのですが、
とくに講師されてる一番上のお兄さんの動きがすごいのです。

一切ブレない!隙もない!実用の洗練された美!!

あんな激しく動いて、型もあって、しかも相手もいて戦うのに、
移動しても腰の高さ変わらない。脇も上がらない。軸が全くブレない。

全部が美しい。

感動しました。

また奥様がつまみ押絵の蓮のお花の作品を作られていたり、
ご住職は書と仏画の融合したものを考えていらっしゃったりと、
皆様クリエイティブで美しいものを作り出しているご家族で、
私はとても楽しく刺激の多い時間を過ごしました。

展示はこのように他にもたくさんの方に助けていただきながら楽しい時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございます。