強さ、優しさ、清浄さ。


よく考える事が多いこと。

「強さ」「優しさ」とは。

私はあまり、人と意見を一つにしたいとは思わない。
意見や生き方を変えるのはその人自身で、人に言われてねじ曲げるのは不自然。
ただし、違う人に無関心ではなく、違いある事を認めあいたい。

しかし、違いを認めあいたくない人との間に意見を交わすのはパワーがいる。
怒りを持ってしまう場合もあるのが嫌で、人を傷つけるのも怖くて、いつものらりくらりと逃げてしまいがち。

そこでぶつかる勇気や強さがまだない。
揺らがなく、強くありたい。

「清浄さ」
清いところにいたい。
上品さと清潔さがある、静かな場所がとても好きだし、落ち着く。

神社の大木の苔の上、とかね。
品のいい緑の多い住宅街とかね。
熊野や聖地のインドの山、とか。
感じのいい人、美しい生き物の周りにいる事などが本当に重要。

皆さんもそういう事が好きだろうけど、私はまだ、未熟すぎる生き物だから単純にそういう環境でしか生きづらい。
とてもとても環境に左右される。
あわない環境にいると、真水でしか生きられない魚が海水に入れられたように、著しく弱る。

例えば、お坊様が最初一年寺に籠るのは、外部からの刺激を少なくし、清い場所にいる事でまずは修行を易しくしているんだろう、と、思う。
世間一般は、厳しさという意味でよい修行の場所だけど、欲望を刺激され、感情を乱されやすい。
いきなりそこで平静を保つのは無理だから修行の最初は隔離するのだろう。(全部予想なので仏道詳しいかた、間違ってたら教えて下さい)

こういう事を最近自分の中で確認した。