宮古島滞在  生きている不安がない


海と空に溶けている。ここで息を吸って吐いていると、生きていることに不安がなくなる。宮古島に滞在して、4日目。


街では生きていくことが、毎日不安だ。
命がいつも脅かされている気がして、必死に働き、動き、飾り、防御する。
それはお金になり、名声になり、ファッションになり、名誉になる。ストレスを減らすための作業にも必死だ。
しかしそもそも「生きている」とはそんなに力を入れなければいけないことなのか。
死なないために、自分を守るために感情や体を酷使している。
いや、生きるためにそんな防御はいるんだろうか。
ここではそれらが希薄だ。

同時に愛について感じている。
私は一人の人に愛を尽くして、尽くされたい。そういう男性に出会いたい。
それが叶わないなら愛を尽くす対象は神になるし、大いなる自然になる。どちらも私にとっては同じだ。

この感覚をじっと見つめている。